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秋旅 - 台風に向かって西へ
2004年09月09日

 深夜からムーンライトながらに乗り、乗り換えに乗り換えて岡山へ。交通の要衝だかなんだか知らないけど、要は田舎のちょっとした中心地というのが感想。姫路~岡山の電車がないのは相変わらずだけど、台風の影響で簡単に止まるのにはびっくり。

 台風が近づいているようで、新幹線も在来線も軒並みストップ。雨は全く降っていないのに、ね。だけど瀬戸大橋線だけは運行していて、予定通り乗れた。自由席が混んでいたので、310円を払ってがらがらだった先頭の指定席に。なかなかの眺めだ。風が強いようで、荒れた瀬戸内海もいいもの。


 実際は、乗った電車はその日最後の一本だったらしいけど。そのあと橋は全て通行止めで、文字通り陸の孤島となる。四国に入っても、電車が多度津止まりになってしまい、仕方なく高松へ。フェリーも運行中止になってしまったしね。

 高松に着いたとたん、本日の電車は全て運休ときた。もっとも、こっちの方ではそういった事態はあまり珍しくないようだけど。仕方なく、観光案内所経由で国民宿舎で一泊することに。3人泊まれるところがなかなか無かった・・・

 それにしても、多度津で反対の電車に飛び乗ってよかった・・・。その後の電車は全く無かったし。多度津は駅前に安いビジネスホテルみたいなところしか無かったからな・・・。

 だけど、食事はなかなかおいしい。仕出し弁等じゃなくて、ちゃんと手作り。お風呂に入って、食事して、テレビを見ながらだらだらと。これで7500円だったら安い安い。中学時代の旅行を思い出してしまった。たまにはこんなのもいいもんだ。夜な夜な明日の予定とかを話しながら爆睡。


 次の日は快晴。宿の朝食もまあまあ。手作りだったら、文句は無いさ~。

 宿を出たら、ひとまずフェリーで対岸、岡山県の宇野に向かうことに。高松~宇野を結ぶフェリーは、30分間隔で24時間運行しているという素晴らしさ。しかも1時間乗って390円だし。台風一過とあって、瀬戸内の島々がとてもきれいだった。

 宇野からは、岡山、姫路を経由して大阪まで。出発前から決めておいたホテルにチェックイン。荷物を置いて、それから京都まで向かうことに。

 大阪から京都までは30分。けっこう近いもんだ。こっちの東京と横浜みたいなものか。でも、京都の地理は何も分からず。

 京都タワーは見えたけど、まあ、後はバスに乗りながらぶらぶら。時間が遅かったということもあり、寺院は閉まってたし、またの機会。最後においしい京料理を食べて、帰宅の途へ。

 大阪ではたこ焼きとお菓子と飲み物を買い込んで、部屋で広げる。夜景とサッカーを見ながら。大阪駅前だけあって、交通量は夜になっても衰えず。24階だったから、遠くまでよく見えてよかった。

 サッカーは試合内容的にイマイチだったけどね・・・。


 最終日は昼過ぎに大阪発。今までハプニングがいろいろあったけど、最後もやはりハプニング。電車が人身事故で、大阪近辺で遅れに遅れる。なかなか回復しないもんなんだね。でも、なんとか帰宅。

 結局、費用は食費入れても25000円を超えなかった。いろいろと想定外の出費があったにもかかわらず、ね。上出来。


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