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冬旅3日目 - 鳥取~餘部鉄橋~浦富海岸~鳥取砂丘~大垣~東京
2004年12月12日

 早朝5時に起きて、餘部鉄橋へ。最近、早起きしすぎだな・・・。眠い中、5時28分発の山陰本線始発の浜坂行きに乗る。乗客はうちらだけだ・・・。

 みんなで寝ていて、浜坂到着で起こされる。そして豊岡行きに乗り換え。ここまで来れば、餘部までわずか。だけど、思っていた以上に暗い・・・

 見えるか心配になったけど、鉄橋通過時には濃いブルーの空に。もうちょっと明るければ良かったんだろうけど、それはそれで幻想的だ。

 そして香住で降りて、バスに乗る。7時発のバスはトンネルをくぐって、余部の集落まで。バスから見る鉄橋もなかなかきれい。小学校前でバスを降りて、駅へと続く道を歩く。やっぱり近づくにつれて、その大きさに圧倒される。真下から見たときは圧巻。

 時間が無くて、周辺を散策できなかったけど、冬の寒い時期は逆に良かったかな、と。外で1時間も電車を待つのはごめんだし・・・。15分後くらいに来た電車に乗って、9時に鳥取に無事帰還。それにしても、こんな寒い中で写真愛好家たちが結構な数いたのには驚きだった・・・。

 餘部鉄橋から戻った後は、10時までのホテルのビュッフェ、和製英語でバイキング。たったの525円で、お腹もすいていたし、とてもおいしくいただく。安っぽいのを想像していたけれど、なかなかよかった・・・。

 そして、浦富海岸の遊覧船の運航会社にお電話。今日も運行予定、とのことで旅プランを大まかに計画。

 ホテルをチェックアウト後、まずは再び電車。鳥取から3駅先の岩美駅まで。まずは駅前にあると調べていた観光協会で情報収集する。バスは15分後のはずで、定刻に到着、船乗り場を目指して進む。

 電話での確認通り、船は出たものの、他に客もいなく貸し切り状態。これで40分1200円は安い、安すぎる・・・。しかも、テープとかではなくて船長さんが肉声で案内してくれる。それにしても、通年運行、とかにしておけばいいのではと思うのだが。ガイドブックはおろか、自社のの案内パンフレットにまで11月まで、となっている・・・。

 やはり冬の日本海は時化るから、そうは書けないんだろうか・・・。やっぱり最後は自分で確認することが大事。海は凪でも時化てもなく、でもちょっと揺れた。それにしても想像以上に、いいところだった。

 降りた後は、バスで鳥取砂丘へ。そういや、この後も客がいたようで、接岸間際にもう一台が出港していた。

 鳥取行きバスで砂丘東口下車。こっから砂丘の入り口までは徒歩5分ほど。別に砂丘に入り口なんて無いけど、観光的な意味での入り口。土産物屋とか、観光用のいろんな施設が並んでいる。

 砂丘では通称「馬の背」に登り、その後ぐるっとすり鉢とか見ながら戻る。それにしても、かなり緑化が進んでいた。これじゃ、100年後とかには残っていないんではないかな。春には白ではなく、緑が映えていそうだ・・・。

 砂丘の端から見たときは大きく感じず。だけど真ん中に立って周りを見ると、その大きさを実感。馬の背から見た日本海もきれいだった。一通り見て、土産を物色して、鳥取駅へ戻る。

 乗る電車まで少し時間があったので、昨日の温泉へ。汗と砂を流して、帰宅の途へ。鳥取16:54発智頭行き普通電車に乗車。

 鳥取からの帰りはすこぶる順調。ダイヤが乱れることもなく、予定通り。だけど猛烈な眠さだった。最後に温泉に入ったからかな・・・。

 相生では最後の駅弁を買い占め、新快速の車内でいただく。赤穂の日の丸弁当。

 帰りのムーンライトながらも満席。検札に来たのに気付かず、熟睡。気付いたら終点の東京到着。横浜で降りようと思っていたのになぁ・・・。


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