[北海道&東日本パスとは?] 青春18きっぷによく似た、普通列車限定の乗り放題きっぷです。その名前の通り、東日本と北海道地域でしか使えない、など青春18きっぷとの相違点もあります。 他にも相違点はありますので、詳細については「青春18きっぷとの違い」を参照してください。 しかしこのきっぷの最大の特徴は、青森~札幌間の夜行急行「はまなす」に乗車できることでしょう。これによって、時間を無駄にせず北海道方面への旅行ができるようになりました。東北や北海道を旅行しようとする人には、価値のあるきっぷです。
発売期間と利用期間はここ数年微妙に変化がありますので、利用の際には念のため、最新の情報を確認してください。 2007年度発表 春 夏 冬 発売・利用期間についても、青春18きっぷと多少違いますので注意が必要です。 [発売場所] JR北海道・JR東日本の「みどりの窓口」、駅の旅行センター(ツインクルプラザ、JR北海道プラザ、びゅうプラザ)、主な旅行会社(窓口の営業時間に注意) ※車内では買えませんので、注意が必要です。夜行列車や早朝の電車で出発する際は、事前に買っておいた方が安心です。 ※「北海道&東日本パス」は、購入時にきっぷの利用開始日を指定する必要があります。 [有効期間] 利用開始日から連続した5日間です。青春18きっぷのように期間内で自由に選べるわけではありませんので、注意が必要です。
1枚につき10,000円。また子供も大人と同額です。 [使い方] きっぷ購入時に利用開始日を指定しなければならないので、券面に有効期間が印刷されています。その期間内であれば、同一人に限り利用できます。 青春18きっぷと違い、複数人で使うことはできません。有人改札の他、自動改札を利用することもできます。 [6日目について] 有効期間の最終日の翌日、6日目にまたがって乗車する場合は、0時を過ぎて最初に停車する駅まで有効です。特例として、東京電車特定区間内は終電まで有効です。 夜行列車を利用の際は、日付が変わる駅までは別に普通のきっぷを買ったほうがいい場合もあります。この場合は、車内改札の時に車掌に日付変更駅までのきっぷと北海道&東日本パスを渡せばOKです。
利用期間内で1度も使っていない場合に限って、購入場所で払い戻しできます。その際には210円の手数料がかかります。1回でも使ったら払い戻しすることができません。 列車の運行遅延や運行取りやめによる払い戻しは、基本的にはありません。 ※青春18きっぷとの違いについては、「青春18きっぷとの違い」を参照してください。 北海道&東日本パスでは、JR北海道、JR東日本の在来線、北越急行、IGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道の全線で、普通列車(快速含む)の普通車自由席に乗ることができます。以下に詳細を掲載します。 そのまま乗れる列車 特例で特急の普通車自由席に乗れる区間 自由席特急券を買えば乗れる区間 ※青森~函館間を越えて特急列車を利用する場合には、全区間分の特急料金の他に、乗車券も必要となります。 ※寝台特急日本海1号の青森~函館間は、立席特急券を購入しても乗車できません。 指定席券を買えば乗れる列車 ライナー券や乗車整理券などを買えば乗れる列車 自由席グリーン券を買えば乗れる列車 その他、特別に北海道&東日本パスが使える場合
これらに乗る場合は、青春18きっぷは使えません。必要な券(特急券など)の他に、乗車券も必要となります。 「北海道&東日本パス」を提示すると、割引などの特典が受けられます。 1.ユースホステル 北海道&東日本パスを提示(有効期間中に限定)すると、静岡・長野・新潟県以東で北海道までのユースホステルが割引価格(基本的に通常の1,000円引き・男女別相部屋)で宿泊できます。 ※一部のユースホステルでは会員・非会員が同額で宿泊できる場合があります。この場合は特別な割引はありません。日本ユースホステル協会のホームページも参考にしてみてください。 2.駅レンタカー JR北海道、JR東日本エリアの約140箇所の駅などにある「駅レンタカー」において、北海道&東日本パスを提示することで割引価格で利用できます。 3.特別利用可能路線/列車 ・IGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道、北越急行が利用できます。 ・急行「はまなす」の普通車自由席に限り、利用できます。 ・函館~青森間の特急列車自由席が、自由席特急券を別途用意するだけで利用できます。 「青春18きっぷ」と「北海道&東日本パス」の主な相違点をまとめました。参考にしてください。
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